 唾液検査をして何がわかりますか？ |
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Ａ．唾液検査をすることで虫歯になりやすいかどうかが判ります。
また、虫歯になりやすい原因が細菌なのか唾液の量か酸を中和する能力が弱いせいかなどより具体的にわかり予防の方法を考えるのに役立ちます。
当医院では唾液検査の検査結果をスウェーデンのブラッタール教授が作ったカリオグラムというコンピュータソフトに入力することにより今後1年間で虫歯にならない可能性が何％か計算し、それと同時にその結果に対してどのように虫歯を予防したらよいかという予防プログラムを印刷してお渡しします。
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| ミュータンス菌がうつるって本当ですか？ |
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Ａ．ミュータンス菌はおもに母親からこどもにうつる母子感染症と考えられていますが感染力はそれほど強くないので繰り返し唾液を介してうつらなければ感染しないといわれています。
また母親以外でも共に生活している家族ならだれでも感染させる可能性はあります。
家族のなかでミュータンス菌の多い人ほど感染させる可能性は高くなります。
こどもがもっとも感染を受けやすい時期は生後19～33ヶ月といわれています。
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ミュータンス菌は簡単に減らす事ができますか？
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Ａ．ミュータンス菌が少ないケースでは1年で減少することができますが菌が多いと下の例のようにまじめに予防しても3年くらいかかります。最初から感染しないことが得策です。
妊娠中の母親がミュータンス菌を減らしておくことが最も効率的な予防法です。
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ＰＭＴＣって何ですか？
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Ａ．Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で専門家（歯科医師や歯科衛生士）による機械を使った歯の清掃のことで、柔らかいカップ状のゴムやブラシにフッ素入りの研磨剤を付け低速回転で歯をやさしく磨きます。
家庭で行う歯磨きだけで虫歯や歯周病は予防できているでしょうか？
日本では96％の人が毎日歯磨きしているのに86％の人が虫歯になっています。
80歳で残っている歯は平均8.31本しかありません。（平成11年歯科疾患実態調査から）
歯磨きでは簡単に取り除けない細菌のすみか（バイオフィルム）があるからです。
定期的に歯科医院でバイオフィルムを破壊することで虫歯と歯周病を予防することが大切です。 |
